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人工股関節・人工膝関節の最新知識
浅草病院人工関節センター長
東北海道病院非常勤医(2024年4月から)
望月 義人
治療や人工関節手術はいつするの?
手術のめやす
お薬を飲み始めたり、ヒアルロン酸の注射を行ったり、手術をするのは、どれも勇気がいりますよね。でも、痛いから歩かなかったり、運動しなかったりしたら、体はどんどん弱っていきます。これ以上は我慢しない方がいいというタイミングをつかむことは大切です。
≪手術のめやす!≫
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外出が減ったら
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好きなことが出来なくなったら
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歩かないで自転車ばかり使うようになったら
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趣味をあきらめたら
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左右の太ももの太さが違ったら
外出が減るということは動く量が足りなくなっていることです。『買い物に行きたい』、『遊びに行きたい』、『お友達からお出かけに誘われた』にもかかわらず、痛いからどうしようか悩んむようになったら、治療や手術をお勧めします。
痛くて、外にでたくないわ
寝たきりにならないためには、痛みは放置しない
痛みをそのままにして動く量が減ってくると、長生きできない可能性があります。でも、それだけではないんです。 日本人の平均寿命は80歳代ですが、元気に自分で歩けているのは平均で70歳代までなんです。10年間くらいはあまり体が元気でなく生きているといわれています。健康で長生きを目指すためにも、痛みはないことが放置しないことが大切ですね。
痛みのない生活を忘れていませんか?
本当だったら、今でも痛みがなく好きなことができるはずです。膝関節さえ、股関節さえよくなれば、我慢しなくてよいことがたくさんあります。たった一度の人生です! 痛みを取って、思いっきり楽しめるようにしましょう。
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